古代ナスカ文明の遺産として知られているのがナスカの地上絵です!
ペルーのナスカ川とインへニオ川に囲まれた場所に描かれていることでも知られています。
そんなナスカの地上絵はなぜ消えないのかが話題になっていますね。
なぜ砂漠の絵が消えないのか気になる人もいるのではないでしょうか。
なので今回は「ナスカの地上絵はなぜ消えない?どうやって書いたのかも調査!」についてお伝えしていきます!
それではスタート!
ナスカの地上絵はなぜ消えない?
ここではナスカの地上絵がなぜ消えないのかについて調査しました!
引用元:世界雑学ノート
ナスカの地上絵は2000〜3000年前のパラスカ文化の時代に描かれているといわれています。
何千年も前に描かれているのになぜ消えないのでしょうか。
ナスカの地上絵が消えない理由として、
①雨が降らない気候
②動物などが生息していない
③土台が固くなっている
④ナスカの地上絵を保護している
という理由があると言われています。
それでは詳しく見ていきましょう!
①雨が降らない気候
ナスカの地上絵がなぜ消えないのかについて、
①雨が降らない気候
という理由があるといわれています。
ナスカの地上絵は南米ペルーの乾燥地帯にあります。
またテレビ番組「THE世界遺産」では、
年間平均降水量5ミリという世界で最も乾燥した砂漠地帯に残されたナスカの地上絵。
引用元:TBS番組表
とナスカの地上絵が紹介されていました。
年間降水量が5ミリしか降らないと言われているんですね。
雨がほとんど降らない乾燥地帯なので、
雨による侵食もなく絵が存在しているのではないかといわれています。
しかし、近年では世界的な異常気象により降水量が徐々に多くなっており、
ナスカの地上絵が消えてしまうのではないかといわれているんですね。
②動物などが生息していない
ナスカの地上絵がなぜ消えないのかについて、
①動物などが生息していない
という理由があるといわれています。
ナスカの地上絵は平坦な砂漠の地表面に描かれています。
引用元:HIS
草木や水分もなく、気温も高い地域に動物は生息していませんでした。
ナスカの地上絵は動物に荒らされることがなかったので、
姿を変えずに残ることができたといわれているんですね。
③土台が固くなっている
ナスカの地上絵がなぜ消えないのかについて、
③土台が固くなっている
という理由があるといわれています。
ナスカの地上でがある地域では、雨は少ないですが霧が発生します。
またナスカの地上絵がある地域の砂は、硫酸カルシウムという成分が含まれており、
水と混ざることで石膏という鉱物になります。
硫酸カルシウムと霧の水分により石膏に変わることで、
・ナスカの地上絵の土台が固くなっている
といわれているんですね。
④ナスカの地上絵を保護している
ナスカの地上絵がなぜ消えないのかについて、
③ナスカの地上絵を保護している
という理由があるといわれています。
ナスカの地上絵は1939年にアメリカの人類学者ポール・コソックさんが発見しました。
その助手として知られているのがマリア・ライへさんでした。
マリア・ライへさんは地上絵の保護活動に力を注いだと言われており、
利益を砂漠保存運動や、護衛やアシスタントを雇うために使った。地上絵の一帯はパンアメリカンハイウェイから近かったため、道路による分断や様々な政府の開発計画から地上絵を守るよう提言したり、一帯への一般の往来を制限するよう政府を説得するなどし、自分の財産のほとんどをその運動に費やした。
このようにナスカの地上絵は昔から、保護活動の対象として知られています。
発見されてから現在に至るまでナスカの地上絵は大切に保護されてきたんですね。
また2015年にはペルー文化省とナスカの地上絵に関する学術協力と保護等を目的とする
「特別協定書」
が締結されました。
これにより地上絵の保護活動の進展が期待されているんですね。
ナスカの地上絵はこれからも大切に保護されるのではないでしょうか。
ナスカの地上絵がなぜ消えないのかについて、
①雨が降らない気候
②動物などが生息していない
③土台が固くなっている
④ナスカの地上絵を保護している
という理由があるのではないかといわれています。
これからもナスカの地上絵は残り続けてほしいですね!
ナスカの地上絵はどうやって書いた?
ここではナスカの地上絵はどうやって書いたのかについて調査しました!
ナスカの地上絵には動物や人の絵が描かれています。
しかし、これらの絵はどうやって書かれたのでしょうか。
ナスカの地上を書いた方法を調べてみると、
地表の酸化した砂利(黒っぽい)を取り除き、その下の明るい粘土質の土を露出させるという方法
引用元:TABIZINE
といわれていおり、
・特定の場所から赤錆色の岩や石を深さ30cm前後、幅1mから2mの範囲で取り除く
・明るい岩石が見えることで他の部分と比べてその部分が線のように映る
とされているんですね。
またこの巨大な絵を書くには2つの方法があったといわれており、
【拡大法】
十分な大きさの原画に適当な中心点を決めて、そこから放射線状に原画の各点を相似拡大する
【目と歩幅で距離を測定して描く方法】
現地で行われている畑に種をまく時の方法を応用したもの
などの説が唱えられています。
まとめ
今回の記事では「ナスカの地上絵はなぜ消えない?どうやって書いたのかも調査!」についてお伝えしました!
ナスカの地上絵は気候や地域の成分などが理由で消えないのかもしれませんね。
この記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。