インターネットでいらなくなったものを誰かに買い取ってもらえるメルカリは、とても便利ですよね。
気軽に出品できるので、普段から利用している人も多いと思います。
また、メルカリは取引相手と価格交渉ができるのも楽しいですね。
ただ、ときには価格交渉中に第三者から商品を横取りされてしまうことがあります。
販売する相手が決まっているのに商品が横取りされてしまっては、出品者として困ってしまいますよね。
横取りした人への販売はキャンセルして、本来販売したかった人に販売する方法はないのでしょうか?
そこで今回は「メルカリで横取された!出品者の対応やキャンセルでお詫びの対処法は?」についてお伝えしていきます!
それではスタート!
メルカリで横取りされたときの出品者の対応は?
ここではメルカリで横取りされた時の出品者の対応についてお伝えしていきます!
メルカリで商品を横取りされたときに、出品者がとれる対応は2つあり、
①横取りした人との取引をキャンセルする
②購入予定者に購入を諦めてもらう
このような方法があります。
もし、横取りした人との取引がキャンセルできれば、購入予定者に商品を販売することができます。
しかし、取引がキャンセルできなかったときは、購入予定者には購入を諦めてもらうしかありません。
それでは、その対処法を詳しくご案内します。
メルカリで横取りした相手にキャンセルはできる?
結論からいうと、出品者と購入者の間に合意があれば取引はキャンセルできます。
メルカリの利用規約第11条5項に、キャンセルについて書いてありました。
第11条 5. キャンセル及び商品の瑕疵
本サービスの利用にあたり、出品者及び購入者間の合意がある場合を除き、商品の注文後のキャンセルはできないものとします。 (以下省略)
引用元:メルカリ利用規約
出品者及び購入者間の同意がある場合を除きなので、同意があればキャンセルはできることになりますね。
つまり、横取りした人がキャンセルに同意すれば、取引はキャンセルできるのです。
まず、購入予定者に取引キャンセルの交渉をすることを連絡しましょう。
そのときの例文は、次の通りです。
この度は、私の出品した商品にお問い合わせいただきありがとうございます。
この商品ですが、交渉中のところ他の方が購入されました。
そこで、購入された方と取引キャンセルの交渉をいたします。
申し訳ありませんが、しばらくお待ちくださいますようお願いします。
次に、横取りした人に取引をキャンセルしたいことを連絡します。
そのときの例文は、次の通りです。
この度は、私が出品した商品を購入いただきありがとうございました。
しかしながら、この商品は既に他の方への販売が決まっておりましたので、取引をキャンセルしたく連絡いたします。
キャンセルに同意いただけるかどうか、〇月〇日まで連絡ください。
もし、連絡がない場合は当方よりキャンセル申請いたしますので、ご了承くださいますようお願いします。
横取りした人がキャンセルに同意してくれた、あるいは約束の日時まで返信がないときはキャンセル申請に進みます。
取引画面の「この取引をキャンセルする」ボタンをクリックすることでキャンセル申請ができます。
キャンセルの理由は、「すでに購入者が決まっていた商品のため」と書きましょう。
そして、横取りした人がキャンセルに同意すれば、取引はキャンセルになります。
また、キャンセル申請をした後に横取りした人が24時間なにもしなかった場合も、取引はキャンセルになります。
取引がキャンセルできれば、本来の購入予定者に商品を販売できます。
メルカリで横取りされた時のお詫びの方法は?
横取りした人がキャンセルに応じてくれなかった場合は、取引は継続になります。
そのときは、購入予定者に購入をあきらめてもらうしかありません。
取引がキャンセルできなかったときは、購入予定者にお詫びをしましょう。
お詫びの例文は、次の通りです。
このたびは、私が出品した商品に問い合わせをいただき、ありがとうございました。
この商品ですが、問い合わせ中に他の方が購入されました。
購入された方に取引のキャンセルをお願いしましたが、同意いただけませんでした。
つきましては、今回はメルカリのルールに従って購入された方と取引させていただきます。
購入をご検討いただいていたところ誠に申し訳ありませんが、どうかご了承くださいませ。
また機会がありましたら、よろしくお願いします。
お詫びの連絡は、すぐに行った方が親切ですね。
ここで、どうしても購入予定者に販売したいからと、横取りした人に商品を発送しないのはいけません。
商品を発送しないと、場合によってはペナルティの対象となる場合があるので注意してくださいね。
また、メルカリは取引は購入者優先が原則なので、メルカリの事務局にキャンセルをお願いすることはできないようです。
ネットで調査しても、事務局からは断られることがほとんどのようですね。
横取りされないために出品者がとれる対処法は?
商品が横取りされると、キャンセルの交渉をしたりお詫びをしたりすることになります。
せっかくメルカリを使うのなら、もっとスムーズに取引を進めたいですよね。
出品者が、横取りトラブルに巻き込まれないための対処法をまとめておきます。
値下げ交渉や質問にはすぐに対応しましょう
商品が横取りされるのは、交渉中のときが多いです。
購入者からの値下げ交渉や質問には、すぐに対応しましょう。
交渉中の商品名には、○○様専用と追記しましょう。
販売する人が決まっている商品には、商品名に○○様専用と入力して専用出品にしましょう。
このとき、画像を商品とまったく関係のないものに差し替えると、メルカリ内で取引が検索しづらくなるので効果的です。
ただ、差し替えた画像が「まったく関係のない商品を連想させるもの」だと、その画像をみた別の購入者とトラブルになることもあるので注意してくださいね。
商品説明に「早い者勝ち」と書いておきましょう。
商品説明に「早い者勝ち」と書いておくと、万が一横取りされても購入予定者にお断りがしやすくなります。
逆説的ですがメルカリのルールにも従っていますし、これがいちばんスマートな対処法になるかもしれないですね。
まとめ
今回の記事では「メルカリで横取された!出品者の対応やキャンセルでお詫びの対処法は?」についてお伝えしました!
横取りされたときは、横取りした人に取引のキャンセルをお願いしましょう。
キャンセルができなかったときは、購入予定者にお詫びをして購入を諦めてもらいます。
交渉の連絡は、すぐにすることが大切ですね。
商品を出品するときは、横取りトラブルに巻き込まれないような対策をしておきましょう。
無用なトラブルは避けながら、便利に楽しくメルカリを活用していきたいですね。
この記事を最後まで読んでいただきありがとうございました!