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マッチングアプリが原因で実際に起こった事件

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マッチングアプリ(出会い系サイト)は素敵な出会いを見つけるための便利なツールです。

しかし、悪用されると深刻な事件に発展するおそれもあります。

ここでは、実際に起こった恐ろしい事件をいくつかご紹介いたします。

 

目次

金銭被害

巨額投資詐欺

50代の男性が上越地方でマッチングアプリ(出会い系サイト)を通じて知り合った女性に50万円をだまし取られる事件が発生しました。

警察はこれをSNS型のロマンス詐欺事件として捜査しています。

 

詳細については妙高署によると、男性は2月中旬にマッチングアプリで女性と出会い、2週間ほどSNSでメッセージや通話を行いました。

その後、「お金を出し合って株に投資しましょう」と誘われた男性は、3月11日に15万円、3月13日に35万円の現金をコンビニのATMから女性が指定した口座に振り込みました。

 

しかし男性がさらに送金しようとした際、金融機関が妙高署に通報し、被害が明らかになりました。

 

デート商法

マッチングアプリ(出会い系サイト)で出会った人から、一緒に食事やデートに行こうと誘われることがありますが、その際に高額な請求をされることがあります。

中には、飲食店の従業員と結託して、法外な料金を請求するケースもあるので注意が必要です。

 

性被害

マッチングアプリ(出会い系サイト)で知り合った20代の女性2人に対して性的暴行を加えたとして、大阪市東淀川区の無職の男性、池永和樹容疑者(31)が逮捕されました。

大阪地検は、池永容疑者に対して強制性交等致傷や監禁致傷などの罪で起訴する予定です。

 

逮捕状によると、池永容疑者は8月8日の夜から9日の朝にかけて、自宅で女性に対して暴行を加えました。

彼は女性の腹や腕を何度も殴り、彼女の運転免許証などを携帯電話で撮影しました。

さらに「誰かに言ったら家に行く」「まじで殺す」と脅迫し、性的暴行を加えました。

彼は女性を自宅に監禁し、約3週間のけがを負わせたとされています。

 

また、池永容疑者は8月にも別の女性に対して同様の暴行とわいせつな行為を行ったとして起訴されていました。

捜査関係者によると、池永容疑者はどちらの女性とも初めて会った時に「一緒に映画を見よう」と家に誘っていたそうです。

 

殺人事件

大阪民泊バラバラ殺人

兵庫県三田市の女性会社員、近藤早紀さん(27)が行方不明になり、大阪府や京都市で遺体の一部が見つかった事件で、死体損壊・遺棄の疑いで逮捕された米国籍のバイラクタル・エフゲニー・ヴァシリエヴィチ容疑者(26)。

バイラクタル容疑者は日本に何度も訪れ、日本人女性との結婚を夢見ていました。

彼は日本でも頻繁に日本人にアプローチし、数回来日したこともあるそうです。

 

この事件の鍵は出会い系マッチングアプリ(出会い系サイト)『Tinder』でした。

このアプリに登録すると位置情報をオンにすることで、他のユーザーの居場所が分かるようになります。

また登録情報や顔写真も確認でき、チャットもできます。

バイラクタル容疑者はこのアプリを利用して様々な女性を探していました。

近藤さんとも『Tinder』で知り合い、インスタグラムでやりとりをしていたようです。

位置情報が分かるためバイラクタル容疑者は近藤さんの居場所を把握していました。

そのため何度も近藤さんとの会う場所を話し合っていたのです。

しかし近藤さんは何度も断りましたが、位置情報によりある程度の場所を知られてしまいました。

そのため、避けられたくないと考えた近藤さんは大阪まで電車で出かけることになったのではないかと推測されます。

この事件では、位置情報を悪用された犯行が行われました。

 

札幌女性殺害事件

北海道札幌市で、20歳の女性がマッチングアプリ(出会い系サイト)で知り合った男性に殺害されるという事件が起きました。

この女性は、男性から「高収入でイケメン」という虚偽の情報をもとに誘われ、ホテルでの会うことに同意しました。

ところが、ホテルで男性から暴力を受け、抵抗したところ首を絞められて命を奪われたのです。

この事件では、男性が実際には低収入で、顔写真も別人だったことが明らかになりました。男性は女性を騙すために虚偽の情報を使い、殺害に至ったのです。

 

個人情報漏洩

マッチングアプリ(出会い系サイト)のシステムには脆弱性があるため、ユーザーの個人情報が漏洩する事件が発生しています。

この漏洩した個人情報が悪用され金銭をだまし取られたり、ストーカー被害に遭ったりするなどのリスクがあります。

しかし、この問題については解決策が模索されています。

 

架空請求

マッチングアプリ(出会い系サイト)で出会った相手や業者から、架空の費用や手数料を請求される手口があります。

具体的には、マッチングアプリの利用料やプレミアムサービスの料金などが請求されることがあります。

 

まとめ

これらの事件は、マッチングアプリ(出会い系サイト)の危険性を再確認させました。

利用者は、以下のポイントに留意して、アプリを安全に利用する必要があります。

 

・相手をよく知る:プロフィール情報やメッセージの内容だけでなく、実際に会って話した内容から、相手の人柄をよく把握しましょう。

・個人情報は安易に教えない:住所や電話番号、勤務先などの個人情報は、簡単に教えるべきではありません。

・金銭の要求には注意する:相手から金銭の要求があった場合は、必ず断りましょう。

・できるだけ一人で会わない:初めて会う場合は、人通りの多い場所を選び、できれば複数人で会うようにしましょう。

・何か怪しいと感じたらすぐに利用を中止する:相手やアプリに何か怪しいと感じたら、すぐに利用を中止し、警察や消費者庁に相談しましょう。

 

マッチングアプリは便利ですが、使い方を誤ると危険な事態に巻き込まれる可能性もあります。

しっかりと注意して利用し、このような悲劇が二度と繰り返されないよう、皆で意識を高めていきましょう。

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