三重県桑名市の温泉施設で、2023年11月、女湯に侵入した男性が逮捕されました。
この男性は「心は女性なのに、なぜ女湯に入れないのか理解できない」と述べたそうです。
逮捕容疑は、13日午後8時20分ごろ、女性専用の浴室に正当な理由なく侵入したというものです。
男性は女湯に入ったことを認めており、「心が女性なので、なぜ女子風呂に入ってはいけないのか全く理解できない」と供述しているとのことです。
この温泉施設では、受付で客にロッカーのカギを渡す際、従業員が「女性の格好をしていた」ため「女性」と判断し、女湯のカギを渡したそうです。
しかし、厚生労働省の指針では、「おおむね7歳以上の男女を混浴させない」とされており、「身体的特徴で判断する」ことになっています。
つまり、外見が男性の場合は男湯、外見が女性の場合は女湯に入るのが公衆浴場のルールです。
今回の事件では、受付で「服装などから女性と判断」し、女性用のロッカーキーを渡したということですが、愛知県温泉協会は「差別になってしまう懸念から、実際に男性ですか、女性ですかという確認は難しい」と話しています。
また、全国1200の温泉施設などが登録している日本温泉協会は「今回のような事例は今まで報告されていないが、対応ができるよう全国でガイドラインを設けるべき」としています。
今回の事件を受けて、温泉施設では、より適切な対応が求められることになりそうです。