元ジャニーズJr.のカウアン岡本さんが、性被害に関する記者会見を4月12日に行って以来、世界から大きな注目を集めているのがジャニー喜多川氏の性被害問題です。
これをきっかけに、多くの元ジャニーズの方々が次々と被害に関する告白をしています。
とうとうデビュー組・元忍者の志賀氏の告白！
これまで告白されてきた被害は、ジャニーズJr.に所属していた男性の方からの告白がほとんどでした。
その被害内容はかなりの衝撃を与えました。
しかし、またまた衝撃の告白が、ついにジャニーズの中でもデビュー組である元忍者の志賀泰伸氏により行われました。
忍者といえば、かの光GENJI、男闘呼組と合わせて、少年御三家と称されたグループである少年忍者として知られている、アクロバットを持ち味とした大人気アイドルグループでした。
美空ひばりさんの「お祭りマンボ」をリメイクした「お祭り忍者」でデビュー後、紅白歌合戦にも出場した経験のある実力派です。
その中でも中心メンバーだった志賀氏の告白に驚きを隠せなかったファンは少なくないでしょう。
ジュリーさんに「知ってたでしょ？」
現在のジュリー社長は、カウアン岡本氏の会見などを受けて、謝罪コメントを公開されていました。
その中に、ジュリー社長によるこの事実を知らなかったというコメントに対して、志賀氏が立ち上がったのです。
志賀氏が告白した理由として、「ウソつけ！と思ったんです。知ってたでしょ？って。証言することでカウアンさんや署名活動を行っているファンの方々の力になりたい。」と思い、告白に踏み切られたとのことです。
きっと性被害のお話は、ジャニーズの中では有名な話だったのかもしれません。
志賀氏が受けた性被害とは？
志賀氏が受けた性被害は、初めて合宿所に呼ばれた夜、横に来て添い寝されるのかと思ったら、いきなりマッサージのように触られて、その後に下ろされて性被害を受けたということでした。
18才になるまで30回から40回くらい性被害を受けたと告白されています。
彼が少年忍者として活躍されている頃は、まだ性被害を受けていた可能性があるということです。
マッチもきつい一言！東山氏も言及
元少年隊の東山紀之氏は、ジャニーズの最年長として、「今回の喜多川氏に対する元Jr.たちの勇気ある告白は真摯に受け止めなければなりません。」としながら、今後についても言及され、「告発された皆さんにどう対処すべきなのか、そもそもジャニーズという名前を存続させるべきなのかを含め、外部の方ともすべてを新しくし、透明性を持ってこの問題に取り組んでいかなければならないと思っています。」とコメントされました。
一方、2021年に退所されている近藤真彦氏は、報道陣からの取材に対して、ジュリー社長の「知らなかった」発言に対し、「知ってた、知らないかではなく、知っているでしょ」、さらに「ウソはなしに正々堂々と話をしてもらえれば」というコメントをされているのです。
つまり、近藤真彦氏の言っていること、そして志賀氏の語るところを見ると、ジャニーズ幹部はおそらくこの性被害問題を知っていた可能性が高いと言えることになります。
まとめ
ジャニーズ事務所に罪はまったくありません。
タレントの方の実力やファンの強い推しによって今のジャニーズ人気は支えられているといっても過言ではありません。
しかし、すでにジャニー喜多川氏は逝去されていますが、被害に遭った元メンバーがいるのは紛れもない事実です。
まだまだ解決の糸口は見つかっていませんが、被害者が納得のいく形で解決していくことが望まれます。
性被害を未然に防ぐ対策が今後の日本に重要だと言えるでしょう。