Apple社は、2025年春に発売予定の次世代「iPhone SE」の大幅な改良を計画しています。
このモデルは、現行モデルから大きく進化し、上位iPhoneの機能を一部取り入れつつ、Appleラインナップの中で最も手頃な価格帯を維持する位置づけになる見込みです。
最新の情報によると、iPhone SE 4は6.1インチの大型OLED ディスプレイを搭載し、iPhone 14シリーズに似たデザインとなる予想です。
これは現行の4.7インチLCDパネルから大幅なアップグレードとなります。
AppleはiPhone全体でLCDからOLEDへの移行を進めており、SEシリーズもこの流れに沿った変更となります。
性能面では、先月発表されたiPhone 16シリーズと同じA18チップを搭載すると伝えられています。
また、Touch IDからFace IDへの切り替えや、物理ホームボタンの廃止なども予想されています。
その他にも、USB-C接続、アクションボタン、5Gモデム、48MPリアカメラ、8GBのRAMなどの大幅な改善が期待されています。
RAM容量の倍増は特に重要で、これによりAppleの最新AIテクノロジーをサポートできるようになるため、SE 4は手頃な価格帯でも高度なAI機能を活用できる最も低価格なiPhoneとなる見込みです。
このように大幅なアップグレードが予定されているにもかかわらず、AppleはiPhone SEを従来通り400ドル~500ドルの低価格帯に位置づける方針のようです。
発売時期は2025年3月頃と見られており、Appleのサプライヤーは今年10月から量産に向けた準備を進めているとのことです。